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アジャイル浪人

拙者のメモ帳でござる

3/24 Agile Samurai Dojo Gathering アジャイルサムライ著者 Jonathan Rasmusson氏のお話

Agile Samurai Dojo Gathering ビアバッシュも含めると10時〜22時の長丁場、スタッフの皆様ありがとうございました。

たくさんの学びがあったのですが、個人的に特に覚えておきたい事を残しておきます。

まずは基調講演 “Personal Influences And Motivations Behind Agile Samurai” by Jonathan Rasmusson

講演資料

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読者のかたがたに自身のモチベーションの上げ方をシェアしたい。

下の3つの内容について話します。

1.アジャイルに関する本がたくさん出版されているのに、なぜアジャイルの本つくったのか?

 2006年頃コンサルをしていた時、顧客に7冊のアジャイルの本を読んで欲しいとお願いしていた。

 数が多いので、それらの本を1冊にまとめたかった。

 

2.出版するために出版社の人をどのように口説いたか

 本作ろうと思うんだけどと同僚のマーティン・ファウラーに相談した。

 そうしたら、アジャイル本はたくさん出版されているし必要無いと言われた。

 しかし、7冊の本を使って顧客に説明するのは難しい。

●顧客に渡していた7冊の本

XPエクストリームプログラミング入門(一番影響を受けた本)

 道を示してくれた。

 当時、誰もテストを先に書くと言った人はいなかったし、

 ペアプロを前に打ち出すとか、要件定義の分厚いドキュメントをカードで書くなど

 最初にこの本が発売された時、北米のIT産業にショックを与えた

リファクタリング

 ユニットテストを知った。自動テストでリファクタリングを支えることを知った

・XPエクストリームプログラミング実践編

 本はたくさんあったけど具体例がなかった、この本が具体例を教えてくれた

XPエクストリームプログラミング導入編

 具体的な例を挙げてくれた。

テスト駆動開発入門

 ケントベックはもっと例を教えてくれた

ユーザーストーリーアプライズ

 ユーザーストーリーがどんなものか良い情報がのっている

 ユーザーストーリーのために1冊読むのはしんどい

アジャイルな見積もりと計画作り

 中身はいいけど、1冊読むのはしんどい

 
本を作るために、7冊をまとめる以外に新ネタもある。

いままでどの本にもインセプションデッキについての記述はなかった

 

  7冊+インセプションデッキ=アジャイルサムライ

 

マーティン・ファウラーが有名人なのでオライリーを紹介してくれた。

ここまでで説明した内容をオライリーに説明したら出版できないと断られた。

オライリーに断られたけど、それでも書く必要があると思った。

結果、Programatic Bookshelfで書かせてもらえた。

出版社にアピールする時のコツ

 ・自分の情熱を伝える

 ・解決できていない課題について伝える

 ・サンプルを渡す

 ・大変だけど頑張らないといけない?

 

3.アジャイルサムライ執筆のプロセス

(本だけでなく論文、チュートリアルなどを書くのに役立つと思います)

単にもう一冊アジャイル本を書きたかったわけではない。

楽しく、シンプルに、わかりやすく書く。

本の執筆にあたりクリエイティブにならないといけない、中1の時までクリエイティブだった。

クリエイティビティのヒントをジョン・クリーズ(イギリスのコメディアン)にもらった

フォルティ・タワーズ(イギリスのコメディ番組)の脚本の書き方の講演を見て、

場所と時間の区切りを作ることが大事だと学んだ。

場所の区切り、割り込みの無い誰にも邪魔されない場所に行く事、場所を見つけたら集中するための時間を区切る。

近所のスタバを早朝と週末の執筆オフィスにした。2年間いつも同じ席で作業していた。

1〜3時間びっくりするほど集中できた。

プログラミングの場合は1時間で足りなくて2時間は欲しい。

 

次の課題はソフトウェアプロジェクトマネジメントを楽しむにはどうしたらいいか? 

人に教えることについてキャシー・シエラにインスピレーションをもらった。

Head First DesignPatterns

教えようとしていることに、どうやって相手の気持ちを動かすか?

ゲームとか読者が考える興味を引く仕掛けが書かれている。

出版社にアジャイル版Head First DesignPatternsはどうかと提案した。

話題の本を書くのが良いのではないか、リーチする出版社と、大物と書く、

それ以上にベストセラーにするには読者にフォーカスする内容。

しっかり考えないといけないことが、読者の人生を良くすることができるか

キャシー・シエラを参考にアジャイルサムライに「今すぐやってみよう」を書いた。

 

●日本で一番受けた質問

海賊、忍者ではなく何故サムライ?

ダンミルマンの癒しの旅(やすらぎの戦士)という本を読んだ、本のタイトルを気に入っていた。

タイトルをway of the agile warriorにしようとしていたが、サムライではどうかと出版社に訪ねたらOKがでた。

なぜサムライ好きか?西洋文化(ジョナサンが?)が源流なので武士道に対する名誉とか実践するが気に入っている。 

 

アジャイルサムライに描かれている絵について

 リアルにすると人を特定されるので抽象的に描いた、抽象的だと読者に共感を得られやすい

●何時でも思いついた事を書けるように紙とペンを常に持つ

 本も繰り返しリファクタリングする。

 テストはないけど繰り返し読んで良い感じだと思えるのがグリーンになる基準

●ソフトウェアも一緒だけど、少ない言葉で多くを語るのが良い

●みんなと違う事はない、僕が凄いから本を書けたのではない

●みなさんもユニークなスキルを持っている

●本を書く時は自分が書きたいと思うことを書く

 マーチンファウラーみたいにではなく、自分自身を書く

 自分自身の芸術作品を作りなさい、自分のクリエイティビティを発揮しないのは犯罪的である

  

スタバで執筆するのが楽しかった、金のためにやってない時給に換算しても50円にしかならない。

普段からソフトウェア開発以外でもアジャイルなことをやっている

普段やっていることがソフトウェア開発でできない、日常生活で活かせることをアジャイルサムライに書いた。

日常をソフトウェア開発に持って行くことが自然